音楽BGM

有線とは

有線とは自宅あるいは店舗と有線放送所の間に線をつなぎ、店主に代わり音楽流すサービスです。このように線を物理的につないでいたため有線といわれています。(無線に対して)電話とかも有線ですが、今日では「有線=店に流れている音楽」という代名詞になってしまいました。カラオケがない時代はスナックや居酒屋などではリクエストができるために大いにはやったそうです。

この有線での選曲やリクエストがきっかけで大ヒットした曲もたくさんあります。「小林幸子」の「おもいで酒」、「海援隊」の「母に捧げるバラード」、「虎舞竜」の「ロード」などは曲をかけると「今かかっている曲はなんですか?」という問い合わせが多数来たそうです。

昔の歌手あるいはレコード会社はこぞって有線の放送所を巡り、新曲の宣伝に回っていた時代もありました。今でも演歌系の歌手は有線に回っているようです。

有線放送はもともと、一地域に一社という暗黙の了解があって、それぞれの地域に有線放送の会社がたくさんありました。ある有線放送の会社がその殻をやぶり、他地域へ進出してきました。ただ、違法行為(電柱無断使用等)による展開だったため他の有線会社との軋轢がすさまじく、値段競争に走りうまみのない商売になってしまったようです。我々消費者にとっては値下げは歓迎すべきことなのですが。。。

そんなわけで現在は有線放送大手2社、他からの参入、もとからあった有線放送会社からなる業界です。

有線放送ですから、自宅まで線を引かなければならないのかというとそうではありません。今ではCS放送を使用したサテライトが主流ですから自宅あるいは店舗の軒先・屋根などにCSアンテナを取り付ければいいようになっています。なかにはリクエストが利用できるものもあります。

有線放送を利用するメリットは個人宅であればチューナーからミニコンポへつなぐだけで、最新音楽から今ではどこにもも売っていないレアな音楽を聴くことが出来ます。たとえば演歌が好きで、カラオケやカラオケ同好会に入っている方々は最新の曲をいち早く入手することが出来ます。最新を追い求めている方々や今まで聞いたことない音楽を求めている方々、ミュージシャン希望の方々にとっては安価で手に入れることのできる魅力あるツールといえるでしょう。一方店舗を運営されている方には、なんといっても手間がかからないことでしょう。中にはCDやi-podを利用して、ご自分で編集されて流している方々も多くいらっしゃいますが、結局は本業が忙しくなってしまい、そちらへの関心が薄れてしまいマンネリ化し、新しい音楽を入手するためにCDやインターネットから音楽を買う手間や費用がかさみ、さらに悪いことにCDは壊れやすくヘビーな使用に対してはまったく耐久性がありませんから飲食店などでは1年もしないで壊れてしまうケースがあるようです。ほとんどの大手チェーン店などではBGMに有線を使用しているのはこういった理由からなのではないでしょうか。店主の中には「有線では自分の気に入った音楽がなく選曲にも不満があって...」という声が聞かれますが、店舗の場合はそこに訪れるお客様に聴かせるものですので、有線の選曲にはそういった配慮がなされています。

もうひとつのメリットとしては音楽使用著作権料を有線が代わって支払っていることでしょう。店舗にCDや生演奏などで音楽を流す場合、著作権料が発生します。店主の方はこれをJASRACに支払わなければなりません。有線に加入すればこれらの手続きや支払いはなくなります。

著作権についてはJASRACホームページでご確認ください。

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